検証結果: アメリカ最強のFX理論「2trendy」手法に続いて
同じ本の「NYボックス」手法の検証をしていきたいと思います。
NYボックス検証
手法概要
ブレイクアウト手法です。
NY時間は非常に動きが活発で、
動き出したら一方方向に動きやすい傾向があることを
利用したトレード手法。
NY時間が始まる前に出来たレンジを、ブレイクした方向についていきます。
手法説明
ラインの引き方
15分足のチャートにレンジを描きます。
日本時間13時~20時に出来た高値安値にラインを引き、
黄色のボックスを作ります。
その高値・安値を20時以降にブレイクしたら、
ブレイクした方向にエントリーします。
エントリー方法
高値安値で描いたボックスをブレイクしたらエントリーします。
【 売りエントリー 】
【 買いエントリー】
損切り・利益確定条件
完全に固定pipsでエグジットします。
損切り
-30pips
利益確定
+20pips
検証通貨・期間
通貨ペア: ユーロドル
期間: 2013/1~2019/6
スプレッド: 1pips
検証結果
エントリー回数: 1078回
勝ちトレード: 633回
負けトレード: 445回
勝率: 58%
平均利益: +20pips
平均損失: -30pips
プロフィットファクター: 0.94
獲得pips: -690pips
結論
この手法も勝てませんでした。
時間を考慮したが上手くいきませんでした。
スプレッドを除けば、プラスの期待値がありますが
誤差の範囲です。
資金管理でLOT調整すれば利益が残るかも。
為替の時間帯ごとの動きの傾向を考慮してトレードするのは大切だと思います。
東京時間は動かないことが多いし、
やはりロンドン・NY時間は動きやすい。
人力システムトレードで利益を出すのはかなり難しいのを
再認識しました。
もう何個か人力システムトレード検証続けます。
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